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小児科でのコミュニケーション対策

小児科で働くのを選んだ看護師はコミュニケーションで苦労することが多い。それまで他の診療科でうまく患者とのコミュニケーションに成功して活躍してきた看護師であっても、小児科を選んだ途端に患者とうまく意思疎通が取れなくなってしまうことはよくある。
患者が大人か子供かというのは大きな要素であり、子供は第一印象によって相手を判断してしまうことが多いと留意しておく必要があるだろう。全てを判断されてしまって、この看護師には何も話さない、嘘をついてしまおうなどと考える子供もいる。そのような状況に陥ってしまうとコミュニケーションで苦労することになるだろう。
子供に対して第一印象を改善するのに大切なのは言葉の使い方だけではない。受け入れられやすい言葉を使うのは大切であり、言葉のレベルを少し下げるようにするのは重要だろう。しかし、外見の与える影響が大きいことは子供とのコミュニケーションを円滑にする上で忘れてはならない。普段から身につけているナース服を他のものにできるなら色付きのものにするのも良いだろう。子供の間で人気があるキャラクターグッズなどを持ち歩いて見えるようにしておくのも効果がある。また、あまりメイクをせずにすっぴんに近い状態にすることで母と同じような印象を持ってもらえるようになるので受け入れてもらいやすくなる可能性が高まる。
このような外見から第一印象を作り上げるように気にかけるのが小児科では特に重要になる。